BoWをさっそく入れて使ってみたけど、コマンドプロンプトやWindowsPowerShell上だと、文字崩れ起こしたりコピペが不便だったり、いろいろ残念な感じだったので一度無かった事にしたけど、やっぱり諦めきれなくてちゃんと設定してみたら超便利になったので作業メモ

やったことまとめ

  • Windows10にMSYS2を入れた
  • MSYS2にgcc環境を構築した
  • rprichard/wslbridgeをビルドした
  • Windows10上にショートカットを作ってマウスポチポチでBoWが起動するようにした

WindowsにMSYS2をインストール

MSYS2 Installerでぬるっと入りました

以下、やった設定

  • フォントをいつものRicty Diminishedの12ptにした
  • そのままだと一部2バイト文字が欠けて見えたので、Font Smoothing を Partial に変更
  • Windowのデフォルトサイズを好きなサイズにしたり、あとはお好みで

MSYS2側にコンパイル環境を作る

msys2_shell.batを起動して、こちらを参考にpacmanでなんやかんやする

$ pacman --needed -Sy bash pacman pacman-mirrors msys2-runtime
$ pacman -Syu

↑を実行後、msys2_shell.batが、msys2_shell.cmdにリネームされた

実行後にそれらしいメッセージ出てたけど、スマホ眺めてたらうっかり閉じちゃって一瞬行方不明になった

$ pacman -S patch
$ pacman -S mingw-w64-x86_64-toolchain
$ pacman -S make gcc git

BoW側にコンパイル環境を作る

$ sudo apt-get install make gcc g++

rprichard/wslbridgeをビルド

こちらの記載通り、frontendをMSYS2側でビルドし、backendをBoW側でビルドする

ビルド後、outディレクトリ内にファイルが2つ生成される

$ ls -l wslbridge/out/
合計 2100
-rwxr-xr-x 1 hoge なし 2098263 9月   3 01:33 wslbridge.exe
-rw-r--r-- 1 hoge なし   48388 9月   3 01:38 wslbridge-backend

Windows上にショートカットを作る

以上が終わればあとは起動するだけ。C:\msys64にMSYS2をインストールした場合こんな感じ

C:\msys64\usr\bin\mintty.exe -t "Bash on Ubuntu on Windows" -e (wslbridge.exeへのパス)